チタン 明日の技術を今日届ける

テクノロジー(TEC)事業部門の金属製品(AM)ビジネスラインは、40年以上にわたって日本から特殊金属を輸出してきた歴史を誇る。最先端の用途に対応するステンレス特殊鋼、チタン展伸材、金属粉末の輸出にかけてはパイオニア的存在だと言えよう。40年以上にわたり、DKSHは欧州のお客様と日本のメーカーとの橋渡し役として、両方の成長を促進している。
このビジネスラインは拡大を続け、2006~2007年には売上高が35%増加した。比較的少人数で緊密な連携を誇るチームを中心としたAMは、TEC内で最も優秀な業績を上げ、市場でも優位に立っている。
すべての始まりはステンレス鋼
1962年、DKSHは、冷延ステンレス鋼製品をスイスに初めて輸出したメーカーと独占代理店契約を結んだ。この契約は、現在に至るまで続いている。これが、日本における金属事業の始まりだった。以来、DKSHは台所用品、化学工場、カード製造用のプレスプレートなど、独特なステンレス鋼の用途において他社の追従を許さない売上を記録している。
チタンの試練は続く
1980年代、日本円が高騰するにつれ、海外企業との競争が激しくなり、お客様の購買・調達方針のグローバル化もあって、DKSHは競争力をできる限り強化せざるをえなくなった。将来も成長を続けられるよう方針を変更し、知識のネットワークを最大限に駆使して、製品群を高度で付加価値の高い製品へと移行したのだ。例えば、世界で最も高度な設備を持つことで知られるスイスの医療市場を調査した。そしてスイスのAMチームとともに、日本最大手のメーカーである大同特殊鋼グループの特殊チタン合金棒製品を供給するという新しい事業の立ち上げに成功した。最終的なお客様は整形外科用インプラント業界である。日本とスイスの共通項は、高齢化社会、そして寛骨臼、関節などの医療用インサートに対する需要が高まっていることだ。現在、DKSHは、チタン市場で最も信頼できるパートナーとして高い評価を得ている。
明るい未来
将来を見越し、私たちは航空機用チタン製品の販売にも注目している。この市場は、近い将来、エアバス A380、ボーイング 787 ドリームライナーなどの新型商用航空機におけるチタンの使用が増えるにつれ、確実に大きな成長を遂げるだろう。航空機用製品の品質規格は非常に厳しく、高品質のチタン製品の供給はまだ限られている。DKSHは、日本の高品質チタン製品の調達ネットワークのおかげで、地元の欧州の需要に対応する最も有利な立場にある。このほか、歯科用、眼鏡用、自動車用、化学品用の棒鋼、板鋼、ワイヤーなどの製品も新規事業に含まれる。
事業部門 | テクノロジー事業部門 |
|---|---|
ビジネスライン | 金属製品 |
サービスカテゴリ | 調達サービス |
国名 | 日本 |
